【薬局コラム】冬に気を付けたい かぜと養生について

2018/01/10

-中医学で考える風邪とは何か-
 まだウイルスや菌の概念がない遠い昔、病の原因の一部は自然界からもたらされる”邪気”と表され、それが体に侵入することでさまざまな症状を呈すると考えられていた頃がありました。
 つまり、みなさんに馴染み深い、いわゆる風邪(かぜ)の症状は、まさに字のごとく風によってもたらされる邪気が原因となると言えます。

-冬に気を付けるべき風邪-
 自然界からもたらされる邪気は、風邪(ふうじゃ)を含め6つあり、正確には風邪のみでかぜ全ての症状を起こすのではなく、その他の邪気と共に体に侵入して悪さをするのです。
 特に冬は寒さの邪気である”寒邪(かんじゃ)”が多く存在し、風邪は寒邪と結び付き侵入してくることが多くなります。これは「風寒感冒」と呼ばれ、強い悪寒、発熱、頭痛、身体の痛みなどを引き起こします。

-風寒を体に寄せない為に-
 冬の養生は蓄えることを基本とし、激しい運動をして汗などで気を外に漏らすことを控え、頭から足先までしっかりと温め、風や寒さに触れる部分を極力減らしましょう。  また、冬は少し早く寝て朝は太陽が昇り少し暖かくなってから活動することで、風邪や寒邪を効果的に遠ざけることができます。

(記事提供:はまゆう薬局)