【薬局コラム】薬の飲み忘れや飲み間違いはありませんか? ~認知症の方の薬の飲み方の工夫~

2018/03/28

 認知症の患者さんは、認知機能の低下や見当識障害(時間や人がわからなくなる)が原因で飲み忘れや飲み間違い、飲み過ぎ、服薬拒否を起こすことがあります。
 きちんと薬を飲んでもらうには、認知症の特徴を理解したうえで患者さんに合った服薬方法を工夫する必要があります。

薬を正しく飲んでもらうための工夫
 ①服薬数、種類の整理
 ②服用法の簡便化(服用時点の整理)
 ③ 一包化(服用時点ごとに1回分の薬をパックする。複数の医療機関の薬をまとめる。日付を付けることも可能)
 ④ 剤形の変更(錠剤、カプセルから粉薬、シロップ、貼り薬など)
 ⑤介護者が管理しやすい服用法
 ⑥お薬カレンダーや薬のケースの活用があります

 患者さんの生活スタイルに合わせて服薬方法を変えることで薬を服用できるようになり、症状の緩和にもつながります。
 多くの薬を服用している場合、飲めずに残している薬を必要最低限の種類に減らし整理することで服薬しやすくなり、副作用や相互作用を防ぐことが出来ます。
 このような工夫が必要な場合はぜひ薬剤師にご相談ください。患者さんに合った服薬方法をご提案します。

(記事提供:はまゆう薬局)