「華氏119」をみて いのちと平和を考える映画祭

2019/08/07

アポなし取材で有名なマイケル・ムーア監督の映画「華氏119」。やはりアポなし取材からはじまり、トランプ大統領の立候補のきっかけにびっくりしました。監督は大統領の座を勝ち取りどうなっていくかも予言し、さらにはアメリカの歴史が繰り返されていくであろう姿をみせてくれる作品でした。日本ではほとんど報道されていないミシガン州フリントに住む人々の水質汚染問題についても取り上げていて、水道民営化を進めたい日本政府についても、もう一度国民のために考えて欲しいと感じ、政治家が絡む問題をどう考え解決していくかは他人事ではないと思いました。日本においてもまだまだ表に出ていない問題もあると思います。見て終わりではなく、これから何のためにどう動いていくかを考えさせられる作品でした。

組織部 中村静夏