核兵器禁止条約  批准50か国到達

2020/12/23

日本の批准に向け、声をあげよう
被爆75年にあたる2020年、核兵器の使用や保有、開発などを全て禁じる「核兵器禁止条約」の批准国・地域数が発効に必要な50に到達しました。条約は90日後に発効となるので来年1月22日に効力を持つ国際条約となります。
広島、長崎の原爆被害者が核兵器の禁止、廃絶を訴えた「ヒバクシャ国際署名」が大きな力となったことは間違いありません。
しかし米国、ロシアなどの核兵器保有国は批准せず、日本もしていません。今、唯一の戦争被爆国である日本の姿勢に世界が注目をしています。
すべての国が批准することを目指し活動を広げていきましょう。

「いのち署名」にご協力ください!!

新型コロナウイルスにより露呈したぜい弱な公的医療体制と社会保障の市場化を転換させようと、「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための国会請願署名」(通称:いのち署名)に取り組んでいます。
今月号の機関紙に署名用紙を折り込みましたので、ご賛同いただける方はご署名のうえ、診療所やお近くの運営委員にお届けください。
医療生協では800筆を目標にしています。
【請願内容】
① 今後も発生が予想される新たな感染症拡大などの事態にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分な財源確保を行なうこと。
② 公立公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。
③ 安全・安心の医療・介護提供体制を確保するため、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増員すること。
④ 保健所の増設・保健師等の増員など公衆衛生行政の拡充を図ること。ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること。
⑤社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。